医学部と歯学部が分かれていますが
日本の歯科は 虫歯と痛いのを治すのが保険治療に代表されるように長く続いています。
私も受験当時は 歯科は 医科に落ちた人が行く所という感じでした。私は子供の時に歯を失い、また中学生の時に友達の歯
医者の息子のお母さんが ロングヘアーで綺麗だっというのもあり もちろん学力も医科には届かなかったのですが
医科は人も亡くなるし 独立も大変そうだと思い 歯科への志望が強くありました。
受かってみると同級生の中には 金持ちになりたいから成ったという人もいました。
もちろん 給料の良い仕事につきたいのは 誰でもそうだと思います。
だから子供の時から 塾まで行って夜遅くまで勉強して良い大学からいい会社へとみんな頑張っているのだと思います。
しかし歯医者になって最初は 無我夢中で一般的な技術を自分も得ようと頑張りました。
それが出来ると色々な講習会へ行き更なる歯科の可能性を知ることとなります。
大学で習ったこととは違うことも多々ありました。
やがてなんでも出来るようになりましたが 更に年々新しい技術が開発されます。
今でも何百万円もかけて勉強をしています。
また 高額な医療機器例えばCTやCADCAMやマイクロスコープなど儲けが無いと購入もできません。
でもこれらの新しい器械が入ると診療のやり方も質も格段に変わっていきます。
すると日々の臨床が楽しくなります。
また 歯医者は虫歯の穴を掘って銀歯を詰めるとか歯を抜く入れ歯を入れる仕事でしたが
今や 全身の問題にも関連することが分かりました。
新神戸歯科医院の藤井先生は 30年以上も腰痛や原因不明の病気を歯科から治しています。
本当に魔法のようです。私も30年前に習い 患者さんに施術した所その場で痛みが無くなったり肩が上がったり
不思議なことが起こりました。
私も60才を過ぎ周りの先生方は引退を始めました。
歯科の可能性と凄さを体感した私は これを後世に残すことが出来ないもどかしさがあります。
今の歯医者の8割は 歯周病さえも治してくれません。
保険制度でやると言うことと最新の歯科治療をやることとは全く乖離しています。
ご自分の歯を100才以上まで使えるのでしょうか?
それよりも歯から頭痛や肩こり 難聴から鼻詰まり いびき
脳梗塞や心筋梗塞 肺炎に糖尿病かなりの因果関係があります。
歯の詰め物一つでも縦横高さをピッタリに作ることは重要です。
また虫歯の取り残しもないようにしなければなりません。
そんな詰め物一つの精度か全身の事まで関わるのが歯科医師なのです。
医科と歯科を 今や歯科は 歯科より劣ったものだと捉えていた時代を終わりにしなければならないのです。