この方は ずーっとメンテナンスにいらしている方ですが

2ヶ月半前にいらして耳が遠くなり困っています。

補聴器を20万ぐらい出して買いましたが なんか聞きたい音が聞こえなくて 急に大きな音が聞こえてびっくりしたりするので 困っているとのことでした。

30年以上私も顎関節症とか噛み合わせと全身の不定愁訴との関係などを勉強してきました。

以前にも50台の男性の知り合いの方が補聴器をつけても良くならないと言うことで 噛み合わせを 上げるマウスピースを自費で作りましたところ 耳が聞こえるようになった症例が

ありましたので今回も高めのマウスピースを作りました。

夜にしっかりと入れて頂き 昼間も聞こえたい時につけて頂きました。

すると 息子さんから携帯電話で電話がかかってきた時

お母さん今日は 耳が随分と聴こえるのではないの?と言われたそうです。

3ヶ月弱で この変化に患者さん自身も驚かれて喜んでいただけました。

学生時代に コステン症候群という病気があるのは習いました。

確かアメリカで 歯が無くなった総入れ歯の方に起こる症状で 難聴になるという病気だったと思います。

物理的に顎関節と耳の穴の位置は 近接しています。

当医院では 頭蓋骨模型もお見せしてわかりやすくご説明しています。

歯科は ただ物を噛む為だけにあるのではなく 体のバランスなどにも大きく関係しているのです。

診療は自由診療になりますが 奥深い歯科の世界を考えさせられる症例でした。

 

鎌倉なまため歯科