- 矯正治療の目的とは
- 矯正歯科治療について
- 無料矯正相談の実施
- なまため歯科の矯正歯科治療の特徴
- 矯正治療が必要な歯並び
- 非抜歯矯正について
- インビザライン(マウスピース矯正)
- 本格矯正
- 矯正専門医でない私が矯正をする理由
矯正治療の目的とは
歯科矯正の目的は 歯並びを治すだけのことですか?
それとも顎関節も考慮した最適な位置に歯を並べますか?
顎の位置が変われば頸椎や脳への血流なども変わり 体のバランスを取り腰痛や膝痛 肩こりへの影響も変わります。
体の中の一部の歯を 歯だけを見るのではなく 全身の一部であると考えています。
ましてや健康な小臼歯を4本も抜くのは 健康を害することです。
健康の1条件に 体のバランスがあります。
人間が二足歩行するようになったので 頭の位置は重要になります。
健康のためには
栄養 食事 運動 精神状態 姿勢
などがあります。
姿勢を決めているのが 歯なのです。
歯の高さ その左右のバランス 口の中の広さ 喉.気道の広さ 鼻の体積 歯は 三叉神経と関係しておりさらに脳へと続いています。
日本の矯正は 4本の歯を抜くのが当たりまえですが それが アメリカでは 顎関節症になるというのは昔から 言われていました。
歯だけを見てそこにある健康な歯を抜く。
せめて顔全体を見てください。
しわやほうれい線との関係、顔の歪み、歯を抜くとその支えもなくなります。
また 内側から考えると舌の広場が狭くなります。
舌を咬みやすくなります。
80才で20本の歯を残そうというのに綺麗な歯を4本も抜いて良いのでしょうか?
歯の生える歯槽骨をちょっと広げます。そして 奥歯を奥に移動します。
決して 出っ歯には なりません。
見た目は 良くなります。
その方の顔を変える事はありません。
矯正は 6才から11才ぐらいから始めるのがオススメです。
舌の使い方や唇の力が 歯並びが悪くなる原因です。
そこは トレーニング必要です。また日々の生活での寝相や頬杖や癖というものが
自分の歯並びや顔を歪めています。
矯正の目的は 健康になる事です。
矯正歯科治療について
『歯並びだけではなく、顎位も変えて健康に』
歯の事だけを考えるのではなく身体の事を考えての矯正治療を行なっております。鼻 耳 気道の広さは直接関係します。歯を抜かない事でスペースが空かず、おしくらまんじゅうの様に互いの歯が支え合って 矯正後の後戻りも少なくなります。
治療期間は2年が平均大人の方や顔の歪みまで考えると3年以上かかる場合もあります。最近ではインビザラインという矯正方法でもしっかりと治ります。ワイヤーが無いので見た目や矯正中の虫歯や歯周病の管理が楽です。出来ましたら1日22時間の装着をお願いしております。
無料矯正相談の実施
歯並びを治療したいと思っていても、矯正治療を始めるタイミングや不安点がある方も多いのではないでしょうか?矯正装置の目立ちや治療期間、痛みの有無や費用など、不安がつきものです。
そんな不安を解消するために、当院では矯正治療の無料相談を受け付けています。お口の中を確認し、ご質問にお答えしながら、治療計画や期間、費用の見積もりなどをお伝えいたします。歯並びが気になるけれども具体的な対策がわからないという方は、お気軽になまため歯科医院までご相談ください。
なまため歯科の
矯正歯科治療の特徴
健康な歯を抜かない矯正(非抜歯矯正)
非抜歯矯正は、歯を抜かずに歯並びやかみ合わせを改善する治療方法です。当院では、可能な限り歯を抜かない治療を提案しています。ただし、歯を抜かないことによって歯に負担をかけたり、口元の見た目を損なってしまったりするリスクを避けるために、慎重な計画が必要です。
歯科用CTを使用して、顎骨の幅や大臼歯後方の骨の状態を詳しく確認します。また、セファロ分析を行い、前歯の傾斜を計測して、歯に負担の少ない治療計画を立案します。これにより、患者さんの歯並びやかみ合わせを改善するために必要な処置を行う一方で、歯の健康や口元の美しさを守ることができます。
正確・高精度な診断を
行うための充実した検査機器
セファロ・CT
セファロは、顔全体のバランスを確認できる規格写真です。矯正歯科において正しい診断を行う上で不可欠な要素となっています。当院では、徹底した検査と診断を行い、患者さんに対して十分なご説明を行った上で、矯正治療を開始しています。
症例に応じてセファロ撮影とCT撮影を併用することがあります。CT撮影を行うことで、全顎を3次元的に確認することが可能となり、より精密な矯正診断が行えます。
iTero(アイテロ)
iTeroは、お口の中をスキャンする3D光学スキャナーのことです。この装置を用いることで、従来の歯の型取りのように印象材を口に入れる必要がないため、苦しい思いをすることなく快適に歯型を採ることができます。わずか1分ほどでスキャンが完了し、患者さんの負担を軽減します。
iTeroは、その精密なスキャニング技術により高精度な情報を提供します。これにより、治療の質が向上し、より正確な診断と治療計画が可能となります。
さらに、スキャンした情報はインターネット経由で送ることができます。このため、治療の開始を従来よりも早めることができ、待ち時間を短縮することができます。
審美性と機能性を追求した矯正治療
当院の歯列矯正は、見た目の美しさだけでなく機能性も重視しています。長期的に安定した歯並びとかみ合わせを目指し、患者さんの将来も考慮した治療を行っています。
さらに、矯正治療後も定期的なフォローアップやメンテナンスを行い、歯並びやかみ合わせの安定性を確保するためのサポートも行っています。これにより、患者さんが長い期間にわたって美しい歯並びと健康的なかみ合わせを維持できるようサポートしています。
矯正治療が必要な歯並び
叢生
叢生とは、歯が凸凹していてきれいに並んでいない状態を指します。顎と歯の大きさのバランスが合っておらず、歯同士がきちんと並ぶスペースが不足しているため、歯並みがガタガタになります。
開咬
開咬とは、奥歯で噛んだ時に前歯がかぶさっておらず、隙間が空いている状態を指します。この状態では前歯で物がしっかり噛み切れず、麺類などが食べにくいという問題が生じます。
空隙歯列(すきっ歯)
空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間がある状態を指します。顎と歯の大きさのバランスが合っていないために、歯の数が足りないことや生まれつきの歯の配置の問題が原因です。
上顎前突(出っ歯)
上顎前突は、上の前歯が下の前歯よりも前に出ている状態を指します。上下の骨の大きさや歯の位置のバランスが崩れていることが原因で、口が閉じにくくなるなどの問題が生じます。
下顎前突(受け口)
下顎前突は、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態を指します。上下の骨や歯の位置の問題が原因で、物が噛みにくくなったり、発音がしにくくなったりすることがあります。
過蓋咬合
過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯に深くかぶさっている状態です。下の前歯で上の裏側の歯茎を傷つける可能性があり、顎関節症などを引き起こす可能性もあります。
非抜歯矯正について
当院では、歯並びの矯正において大切な歯を抜かない「非抜歯矯正」にこだわって治療を行っております。現在の歯科業界では、多くの不正咬合治療で抜歯が主流ですが、当院ではさまざまなテクニックを駆使して歯が並ぶスペースを確保し、抜歯を最小限に抑えることを目指しています。
歯列矯正は見た目だけでなく、適切な噛み合わせを作ることが重要です。抜歯をせずに治療を進めることで、患者さんの歯の健康を保ちながら美しい歯並びを実現し、ご満足いただける結果を提供しています。
非抜歯矯正で出っ歯や口ゴボにならないために
「非抜歯矯正」という言葉を調べると、「出っ歯」と「口ゴボ」というキーワードが頻繁に登場します。これらの症状に共通しているのは、歯を並べるスペースが不足している場合に、無理に矯正を行うことで歯の行き場がなくなり、前歯が突き出してしまうということです。当院では、歯を並べるための適切なスペースを確保した上で、非抜歯矯正を行います。
抜歯をせずに歯を並べるスペースを作る方法
奥歯を奥へ移動させる
奥歯を奥に移動させることでスペースを確保し、歯が収まる場所を作る矯正治療があります。以前はこのような治療は難しかったのですが、最近では歯科矯正用アンカースクリューの登場により可能になりました。この治療法では、特に問題を引き起こしやすい「親知らず」は通常抜歯されます。「抜かない」というのは、「親知らず以外の歯を抜かずに治療を進めること」を意味します。
歯列の幅の広げる
歯列のアーチをごくわずかに広げることで、歯が生えているU字型の骨(歯槽骨)の範囲内でスペースを作り出す治療法があります。歯の配置を微調整するために用いられ、アーチをわずかに広げることで、歯並びを改善します。
歯を僅かに削る(IPR・ディスキング)
歯の表面にあるエナメル質をわずかに削ってスペースを作り出す治療法があります。この方法は、1本あたり約0.3mm程度のエナメル質を削ることで、歯2本の間に約0.6mmのスペースを確保します。削った歯の側面はフッ素コートを施し、むし歯の原因とならないように処理します。
この方法はディスキング(ストリッピング・IPR)として知られており、抜歯を行わずに歯列を調整する非抜歯矯正治療でよく使用されます。
歯を抜かない矯正治療のメリット
長期にわたる噛み合わせの安定
歯を抜く矯正治療では、歯を抜くことによって噛み合わせに問題が生じることがあります。しかし、歯を抜かない矯正では、必要な歯が欠けることがないため、長期にわたって噛み合わせが安定します。
短期間での治療が可能
歯を抜く矯正治療には2年から5年程度の時間がかかることが一般的ですが、歯を抜かない矯正では、比較的短期間で治療を終えることができます。
呼吸の改善
歯を抜かない矯正治療によって上顎が拡大されるため、鼻からの呼吸が快適になります。また、舌房も拡大されるため、慢性的な酸素不足やいびきなどの呼吸障害も解消されます。これにより、より健康的な呼吸が促進されます。
インビザライン
(マウスピース矯正)
インビザライン矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を歯に装着することで、歯並びをキレイに整える治療方法です。
この治療法は、前歯が少しガタガタしている歯列から、お口全体的な矯正、噛み合わせの改善が必要な歯並びまで幅広い症状に適用できます。インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社によって開発され、1997年から研究と改良が続けられています。
現在では世界100ヶ国以上で1700万人を超える患者さんの治療に使用され、日本国内でも子どもから大人まで幅広く歯並びの矯正治療に採用されています。(2023年末時点)
インビザラインの特徴
透明なマウスピースで目立ちにくい
目立たないため、装置の見た目が気になるという方も安心して始められます。会話や笑顔も自然なまま続けることができます。
自分で取り外しが可能
食事の際やメンテナンス時など、ご自身で取り外せるため、普段通りの食事を楽しむことができます。また、歯を普段どおりにケアして衛生的に保つことができます。
装着時の傷みや違和感が少ない
薄く滑らかな質感で、装着時の違和感が少ない装置です。また、ワイヤー矯正のように装置が粘膜や舌にあたることで痛みを感じることがありません。
金属アレルギーの方でも安心
マウスピースはプラスチック製で金属を使用しないため、アレルギーの不安なく使用できます。
治療後のイメージを確認できる
シミュレーションで矯正完了までの歯の動きを事前に確認できるため、治療後の状態をイメージしやすく安心感を得られます。
iTeroでより快適・精密な
インビザライン
インビザラインの型取りには、新しい型取りシステムであるiTero(アイテロ)が欠かせません。従来の歯医者の型取り方法は、ドロドロした粘土のような材料を入れてお口に入れ、数分間我慢するというものでした。
しかし、iTeroは3Dスキャナーを使用して歯の型取りが可能なシステムであり、インビザラインシステムのために開発されました。iTeroを使用すれば、苦痛を伴うことなく、歯をスキャンするだけで快適かつ精密に歯型を採取することができます。
インビザラインの治療も以前は従来の型取り方法で行われていましたが、iTeroの開発により、型取りが容易になり、治療のスピードアップと精度向上が実現しました。当院でもiTeroを導入し、患者さんにとってストレスの少ない、質の高い治療を提供しています。
インビザラインの注意点
1日に20時間以上装着する
インビザラインの矯正効果を得るためには、1日に20時間以上の装着が必要です。装着時間が短いと、予定通りに歯が動かない可能性があるため、日常生活の中で意識してマウスピースを装着することが重要です。
マウスピースを装着したままの飲食は避ける
飲食する際は必ずマウスピースは外すようにしましょう。ただし、水だけであればマウスピースを装着したまま飲むことができますので、水分補給は装着した状態で行うことができます。
紛失しないようにする
マウスピースを紛失してしまわないように注意することも重要です。マウスピースを紛失すると、再製作が必要となり治療期間が延びてしまう恐れがあります。マウスピースを外す際には、必ず専用ケースに入れて保管するようにしましょう。
本格矯正
歯の矯正治療において、従来は歯の表面に金属のブラケットとワイヤーを取り付ける方法が主流でした。しかし、この方法では装置が目立ちやすく、見た目のデメリットがありました。しかし、最近では目立たない装置を選ぶことが可能になってきています。白や透明のブラケット、銀色ではないワイヤーなどがあり、患者さんの好みやニーズに合わせて選ぶことができます。当医院では、白いブラケットしか使いません。しかし、ワイヤーは、金属になります。
本格矯正もインビザラインも目的は同じ。ただ方法が新しく増えました。
ワイヤーを使いますが、歯につけるボッチのようなものは、ハイブリッドセラミックです。
歯と同じ色なので目立ちません。
インビザラインは、目立ちませんが装着時間が20時間から22時間になります。
でも顎関節に問題がある方には とても良いと思います。全然楽になりました。
本格矯正の仕組み
歯の周りには、歯を支えるための歯槽骨が存在します。そして、歯と歯槽骨の間には歯根膜と呼ばれる薄い膜があります。ワイヤーが歯に装着されると、一定方向に力が加わります。この力によって、歯根膜は動く方向にある側では縮み、骨を溶かす細胞に作用して骨を吸収します。一方、反対側の歯根膜は引っ張られて伸び、骨を作る細胞に作用して新しい骨を作ります。これにより、歯は徐々に移動していきます。骨の吸収と再生が繰り返されることで進行し、少しずつ歯が移動し、望む位置に近づいていくのがワイヤー矯正の仕組みです。
月に1回の調整とメンテナンス
本格矯正治療では、定期的な調整とメンテナンスが不可欠です。通常、月に1度のペースで来院していただき、ワイヤーの交換や調節を行います。
また、矯正治療中はブラケットやワイヤーが歯磨きを妨げることがありますので、1ヶ月に1度の来院でプラーク(歯垢)や歯石の除去を行い、むし歯や歯周病の予防を行います。このような調整やメンテナンスは本格矯正治療の成功に欠かせませんので、定期的な来院が重要です。
矯正専門医でない
私が矯正をする理由
矯正専門医では無いということは総合歯科医師という事です。何でも出来ます。
歯を抜くのもインプラントもそして一番に問題視したのは顎関節症です。
今から40年前顎関節症が話題になっていました。
その時できれば歯を削ってかぶせるよりは歯を移動して噛み合わせを作った方がより良いという事です。健康な歯は抜かない削らない。そして歯だけを見るのではなく
頭部の顎関節との関係の改善を考える。次に体の歪みとの関係を考える。
そういう今までとは違う矯正が 必要だと考えました。
非抜歯矯正って聞いたことありますか?
50年前のアメリカでは 健康な歯を4本抜いて矯正をした後に顎関節症や自律神経失調症が多発し訴訟問題になりました。
自分の娘が5才の時に
この子に歯を抜く矯正はしたくないと思いました。
そこで抜かないでやっている方々を見つけて色々な講習会へ行きました。
他でもそうですが
大学で教えられた事は全てでも無く
医学も日進月歩ですので疑問を持って新しい事を知りたいと思う事が大切だと思います。
当時日本の歯科界では、健康な歯を4本抜くアメリカ式の矯正が主流でした。現在も矯正専門医はアメリカ式です。
そもそも健康な第1小臼歯を4本も抜くとは 歯の本数が減りますししっかりした歯を抜くのは抵抗がありました。そこで矯正専門医や大学教育では アメリカ式の抜く矯正なので 色々な抜かない矯正をされている先生方の研修会を沢山受講しました。
歯を抜かない矯正をする理由は 口の中が広がり鼻詰まりやイビキが減る。
顎関節症が治る。 歯の本数が減らない。そのために当医院では30年前から 健康な歯を抜かずに治療をしております。
また 治療後の安定が良く後戻りが少ない。
笑うと口の端が 空間が出来 黒く見えない。
皺やほうれい線が出来にくい。
歯を抜いて矯正すると逆のことが起こります。
口の中が狭くなり舌を咬む。
鼻は詰まったまま。いびきは 治らない。
自律神経失調症になることがある。
アメリカでは、4本も健康な歯を抜きますが、それは口元が凹むための美容が目的で始まりました。
以前は 抜かなかったのです。
ドイツやオーストラリアでは、5歳ぐらいから歯並びを拡げたり舌や唇のトレーニングがメインです。
始めると鼻詰まりは多くの子が改善しています。
5才からは夜だけの取り外し式装置やマウスピースを使いトレーニングをします。
これだけで本格的矯正をしなくても治る子もいます。
本格的矯正には 従来のワイヤーを使用する方法とマウスピースのインビザライン矯正の方法があります。
美容だけの矯正を選びますか 健康を得る為にも矯正をしますか?
以上です。
よろしくお願いいたします
なまため歯科医院 生天目 亮