発見が難しい虫歯とマイクロスコープ
こんにちは 生天目です。
今日の患者さんは 歯が 歯磨きの時や冷たいお水を飲むと沁みるという訴えでした。半年前に手前の歯の詰め物を変えたのでそれが原因なのかと最初は思いましたが
一番後ろの歯の噛み合わせに小さな虫歯はありますが そこまでしみないと判断しました。
レントゲンを撮ってみると一番後ろの歯の奥の歯茎の中に虫歯らしき影が見えました。
それがしみる原因でした。
10年以上前 昔、親知らずがあったそうです。
これの治療はお口を開くのも大変ですが こちらも見えないのでマイクロスコープを使いました。
歯茎の中なので 歯茎をレーザーなどでカットし 病巣が見えました。
マイクロスコープがなかったら難しかったかもしれません。
でも無事病巣を取り切り トリオスというデジタル印象のカメラで型をとり 次週までに技工士さんにジルコニアの詰め物を製作してしていただきます。
患者さんは2時間近くお口を開いていたので大変でした。
でも1日でほとんどの治療を終える事ができました。
次回はセットのみですので30分もかからないと思います。
患者さんも痛い当日に 処置をしてもらって良かったと言っていただけました。
鎌倉なまため歯科