予防歯科

120歳まで健康な歯を残す

「むし歯」や「歯周病」の予防・早期発見・早期治療が大切です。

生まれたときから大人になっても「予防歯科」は大変重要な役割を担います。具体的には「歯周病の予防」「むし歯の予防」「全身疾患への予防」の3つです。現在日本では歯周病に罹患している成人は約8割と言われています。歯周病が進行していくと、仮にむし歯もなく健康な歯であっても、ぐらぐらになって最後には抜歯ということになってしまいます。これを予防するためには、歯周病の進行を食い止める、または進行を緩やかなスピードになるようコントロールする必要があります。

必要なことを1つ1つコーチングします

歯科医院で行うこと

-レントゲン検査-

歯を支えている骨の状態を調べる検査です。歯周病は、歯を支えている骨を溶かすので、現在の骨の状態を見極めます。

-歯周ポケット検査-
歯周ポケットの溝の深さを計測することで、どの場所の歯周組織に異常があるかを判定します。4mm以上の深さの場合は歯周病が進行する可能性が高くなります。

-出血検査-
歯茎の出血を確認します。出血の有無により炎症がある場所を判定します。出血がある場所は、歯周炎の可能性が高くなります。

-歯石除去-
スケーリング歯の見えている歯茎より上の部分(縁上)の歯石除去をスケーリングといいます。歯石が確認された方には、スケーラーと呼ばれる器具を使用して、主に歯の表面の歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去していきます。

-SRP(スケーリング・ルートプレーニング)-
歯周ポケット内などの歯茎の中(縁下)の歯石除去をSRP(スケーリング・ルートプレーニング)といいます。定期検診で行う検査にて、SRPの処置が必要と判断された場合は、歯周治療の領域に移行し、歯周ポケットの内部に溜まった歯石を除去していきます。

-PMTC-
PMTCとは、歯科医師や衛生士といった専門家が(Professional)、専用の器械を使用して(Mechanical)歯を(Tooth)磨く(Cleaning)ことです。歯や歯肉を傷つけない専用の器械を使い、ご家庭の歯磨きでは落としきれない汚れや歯垢を除去すると同時に、表面をツルツルに磨くことで歯垢がつきにくくなり、むし歯や歯周病の予防になるというメリットもあります。PMTCで歯をクリーニングすると、むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムの除去が可能です。バイオフィルムはヌルヌルと粘着性が高く、また、菌の増殖力が強いために抗菌剤などの薬剤が届きません。歯みがきや洗口剤だけでは落としづらく、専門的な処置が必要なのです。また、コーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコのヤニなどによる頑固な着色汚れを取り除くので、健康的で美しい歯本来の白さを取り戻すことができます。

-歯磨き指導・お手入れ方法-
歯周病の患者様に限らず、多くの方は自己流の歯磨き方法がほとんどでしょう。しかし自己流で歯磨きしてしまうことで、磨き残しにより虫歯や歯周病を促進させてしまったり、強く磨き過ぎることで、歯茎を傷めるようなことになってしまいます。
なまため歯科医院では、「丁寧な歯磨き指導」を行っております。

プラークコントロールの重要性

プラークコントロールを実践することは、とても大変なことではありますが、それによって得られるメリットも大きいです。

プラークコントロールとは

プラークコントロールとは、「歯垢(しこう)」であるプラークを取り除き、口内環境を正常に保つことを意味します。それは単なる歯磨きではなく、口内に蓄積したプラークがゼロとなる「プラークフリー」な状態の確立が主な目的となります。

むし歯・歯周病のリスクが下がる

プラークコントロールが達成されていると、口内の細菌数も大きく減少します。その結果、むし歯や歯周病にかかるリスクも大幅に減少します

歯石の形成が抑制される

歯石は、大元となる歯垢がなければ形成されません。プラークフリーな状態が保たれれば、歯石の形成が抑制され、歯周病菌が繁殖する場所を奪うことができます。また、歯垢や歯石が減少することで、口臭の発生を抑制することにもつながります。

歯磨きしやすくなる

歯の表面がツルツルになっていると、それだけでブラッシング効率も上がります。プラークが形成されている部位も判別しやすいことから、磨き残しも少なくなります。

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